昔話 其の1 海外旅行

磯子

2009年12月01日 00:01

昔昔、磯子15歳の時、無謀にも海外旅行ツアーに参加した。
食品メーカの懸賞クイズでご優待券が当たり、思い切って7泊10日の
旅行に出た。学校には麻疹で欠席届をだした。寒~い1月だった

大変だったのが磯子より、添乗員!未成年が1名参加している?
心配でたまらない様子・・ ニューヨークでの出来事其の1
参加者は添乗員とオプションツアーに行って、磯子一人HOTEL、
自由の女神を見に行くぞ~ 地図を持って、ホテルのボーイに
タクシーを捕まえてもらう。これが安全だそうだ、運転手に地図を
見せてGO! それにしても1月のニューヨークは寒い・・・
タクシーの中で当時日本で発売され人気のあった、「白金カイロ」
もんで、温める。 それに気が付いた運転手、何か磯子に言いたそう・・
お願い、話しかけないで・・・
タクシー  「What is it?」 
磯子  「Japanese Cairo」 「Hot Cairo」
 運転手 とてもカイロが気になる様子 運転手の顔に当ててあげた。
タクシー  「Wa~o Hot Hot」 と喜んでいる。
 そして磯子に言った。  「You are a magician of Japan」 なに?
マジシャン? 磯子は日本のマジシャンと思われている・・・・・
 磯子  「Thank you」 他に言葉を知らない・・・
そして、そのカイロを運転手にあげた。喜んだ、そして家族の写真を
見せてきた。3人の子供がいた。
タクシー 「presented by a child」 なに?子供にプレゼント?
その頃にはたぶんカイロも冷たくなっている・・・どう説明すればいいの
磯子  「タイムリミット 6時間・・cold for six hours A deadline 」
 わからない・・・しゃべれない・・ 悩む間に 女神の塔が見えた。
到着、料金とわずかなチップを渡すと 運転手 カイロを持って握手
を求めてきた。「Thank you Thank you」 
子供の写真が目に浮んだ、カバンから未使用のカイロ4個取り出し、
運転手に3個 「presented your child」 運転手大感激していた。
そして見本に1個を袋から開けて、使い方を説明した。
 「open a bag  Shaikh Shaikh Shaikh」 動作を交えながら
じわじわ温かくなってきた・・・ やはりここで運転手が言った。
「You are a magician of Japan  A miracle magic 」
 その後笑顔で別れたが、最後まで磯子に何かを言っていた・・・
「Thank you Thank you」 バ~イ
1時間半後、帰るタクシーを捜していたら、「Hey! magician」
と聞こえた、運転手は磯子を待っていた、扉を開けてくれた。
 タクシー 「Do you return to the hotel?」   「YES!Hotel GO」
タクシーの中で温かいコーヒーを磯子にくれた。
 無事ホテルまで送ってくれた運転手 鼻歌歌ってた。
15歳の磯子の 冒険だった。翌日は歩いて観光した。

 英語間違ってたら すみません・・・